カーラッピングでルーフのみを施工すると、車の印象は大きく変わります。ブラックやカーボン調にするだけで引き締まったツートン風のデザインになり、手軽なカスタムとして人気があります。
ただし気になるのが費用です。カーラッピングルーフのみの価格はどれくらいかかるのか、塗装とどっちが安いのか、DIYなら安く済むのか、オートバックスでも施工できるのかなど、事前に知っておきたいポイントは多くあります。
ルーフのみのカーラッピング費用は、一般的に5万円〜15万円が目安です。軽自動車かミニバンか、使用するフィルムが3Mなどの高品質タイプかどうかによっても大きく変わります。DIYであれば材料費中心に抑えられますが、施工難易度は高く、失敗するとかえって費用がかさむこともあります。
この記事では、ルーフのみのカーラッピング費用相場を中心に、車種別価格、デメリット、DIYと業者施工の違い、オートバックスでの施工可否、塗装との比較まで詳しく解説します。まずはルーフラッピングの具体的な価格相場から見ていきましょう。
カーラッピングルーフのみの費用相場
カーラッピングでルーフのみを施工する場合の費用相場は、おおよそ5万円〜15万円前後が目安です。価格に幅があるのは、車種のサイズやルーフ面積、使用するフィルムの種類、施工業者の技術料によって大きく変わるためです。
軽自動車のルーフラッピング価格
軽自動車の場合、ルーフ面積が比較的コンパクトなため、5万円〜8万円程度が一般的な価格帯です。単色のグロスブラックやマットブラックであれば、比較的安価に施工できるケースが多いです。ただし、曲面が多い車種やアンテナ・ルーフレールの脱着が必要な場合は追加費用がかかることがあります。
普通車(セダン・コンパクトカー)の価格
プリウスやカローラなどの一般的な普通車では、7万円〜12万円程度が目安になります。ルーフ面積が広くなる分、フィルム使用量と施工時間が増えるため、軽自動車よりやや高めになります。カーボン調や特殊カラーを選ぶとさらに費用が上がることがあります。
SUV・ミニバン(ハイエースなど)の価格
SUVやミニバン、ハイエースのような大型車はルーフ面積が広いため、10万円〜15万円前後になるケースが多いです。特にハイエースは平面が広く施工自体はしやすいものの、フィルム量が多いため材料費が高くなります。
3Mなど高品質フィルムを使った場合の価格目安
3Mなどの高品質ラッピングフィルムは耐久性や発色が優れている反面、材料費が高めです。そのため、通常フィルムより1〜3万円ほど高くなることもあります。ただし耐久年数が長く、色褪せや剥がれにくいメリットがあるため、長期的に見るとコストパフォーマンスが良い場合もあります。
ルーフのみのカーラッピング費用は「車種」「フィルムの種類」「施工店」の3要素で大きく変わります。正確な金額を知るには、複数店舗で見積もりを取り、価格表だけでなく施工実績や保証内容まで確認することが重要です。
ルーフラッピングと塗装はどっちが安い?
カーラッピングでルーフのみを検討する際によく比較されるのが塗装です。結論から言うと、初期費用だけを見るとラッピングのほうが安く済むケースが多い傾向にあります。
ルーフのみを塗装する場合の費用相場は、おおよそ8万円〜18万円程度です。既存の塗装を研磨し、下地処理を行い、塗装・乾燥・仕上げまで工程が多いため、どうしても工賃が高くなります。パールや特殊カラーを選ぶとさらに費用は上がります。
一方、ルーフのみであれば、前章で解説した通り5万円〜15万円前後が目安です。既存塗装を活かしたままフィルムを貼るため、施工工程が比較的シンプルで、費用を抑えやすいのが特徴です。
ただし耐久性には違いがあります。塗装は適切に施工すれば10年以上持つこともありますが、ラッピングの耐久年数は一般的に3〜5年程度です。高品質な3Mフィルムなどを使用しても、紫外線や洗車環境によって劣化は避けられません。
短期間でイメージチェンジを楽しみたい場合や、将来的に元の色へ戻す可能性があるならラッピングが向いています。長期的に色を変えたい、塗膜として一体化させたい場合は塗装のほうが適しています。
初期費用の安さだけでなく、使用期間や今後の乗り換え予定まで含めて判断することが重要です。
ルーフのみのデメリットと後悔ポイント
カーラッピングでルーフのみを施工する場合、費用や見た目の満足度だけでなく、デメリットも理解しておくことが大切です。事前に把握していないと「思っていたのと違った」と後悔につながることがあります。
まず注意したいのが耐久性です。ラッピングフィルムは紫外線や雨風の影響を受け続けるため、特にルーフは劣化しやすい部位です。炎天下での駐車が多い場合、色褪せやひび割れが早まることがあります。ブラックやカーボン調は熱を吸収しやすいため、劣化スピードが早くなるケースもあります。
次に、剥がれや浮きのリスクです。施工技術が不十分だったり、洗車機を頻繁に使用したりすると、端部からフィルムが浮いてくることがあります。特にアンテナ周りやモール部分は施工難易度が高く、仕上がりに差が出やすいポイントです。
また、仕上がりに対するイメージ違いも後悔の原因になります。写真では高級感があっても、実車で見ると質感が想像と異なることもあります。マット系は汚れが目立ちやすいなど、素材ごとの特性も理解しておく必要があります。
さらに、再施工費用も考慮すべき点です。耐久年数が3〜5年程度であるため、長く乗る場合は貼り替えコストが発生します。結果的に塗装より総額が高くなる可能性もあります。
ルーフのみのカーラッピングは手軽に印象を変えられる一方で、劣化リスクや仕上がり差、再施工費用といった現実的な側面もあります。価格だけで判断せず、施工実績の多い業者を選び、フィルムの種類や保証内容まで確認することが後悔を防ぐポイントです。
ルーフラッピングをDIYする場合の費用と失敗リスク
ルーフのみのカーラッピングは、業者に依頼せずDIYで施工することも可能です。費用を抑えたい場合、自分で貼るという選択肢は魅力的に見えますが、施工難易度は決して低くありません。
DIYで必要になる主な費用は、ラッピングシート代と施工道具です。ルーフ全面を施工する場合、フィルム代はおおよそ1万5,000円〜4万円程度が目安になります。3Mなどの高品質フィルムを選ぶと、材料費だけで5万円近くかかることもあります。これに加えて、スキージー、ヒートガン、脱脂剤、カッターなどを揃える必要があります。
一見すると業者施工より安く見えますが、失敗するとフィルムを貼り直すことになり、材料費が二重にかかる可能性があります。特にルーフは面積が広く、一枚貼りが難しい部位です。空気が入りやすく、シワや折れが出やすいため、初心者にはハードルが高い箇所といえます。
また、アンテナやルーフモールの脱着が必要な車種もあり、作業中にパーツを傷つけるリスクもあります。施工中にホコリやゴミが入ると仕上がりに大きく影響するため、屋外での作業は不利になりやすいです。
DIYはうまくいけば費用を抑えられますが、仕上がりのクオリティや耐久性に差が出やすいのが現実です。確実な仕上がりを求めるなら業者施工、コスト優先で挑戦したい場合はDIYというように、目的に応じて選択することが重要です。
オートバックスでルーフラッピングはできる?価格と注意点
ルーフのみのカーラッピングを検討する際、「オートバックスで施工できるのか」「費用はいくらかかるのか」が気になるところです。結論として、店舗によってはラッピング施工に対応していますが、すべての店舗で実施しているわけではありません。
オートバックスでのラッピング費用は、施工内容や車種によって異なりますが、ルーフのみであればおおよそ8万円〜15万円前後が目安になります。外部の専門業者と提携して施工を行うケースもあり、その場合は店舗ごとに価格設定が変わることがあります。
施工にかかる時間は、通常1日〜2日程度が一般的です。ただし、混雑状況やフィルムの取り寄せ状況によっては日数が延びることもあります。事前見積もりや予約が必要になるため、いきなり来店して当日施工できるケースは少ないと考えておいたほうがよいでしょう。
注意点として、施工技術の差があります。ラッピングは技術力によって仕上がりが大きく左右される作業です。オートバックスで依頼する場合でも、実際に施工するのが専門業者なのか、施工実績は十分か、保証はあるかといった点を確認しておくことが重要です。
価格の安心感や店舗の信頼性というメリットはありますが、専門ラッピングショップと比較して見積もりを取ることで、より納得のいく選択がしやすくなります。
カーラッピングは何年もつ?ルーフ施工の耐久年数と寿命
カーラッピングでルーフのみを施工した場合、気になるのが「何年くらいもつのか」という耐久年数です。一般的なラッピングフィルムの寿命は、おおよそ3年〜5年程度が目安とされています。
ただし、ルーフは車の中でも特に紫外線や雨風の影響を受けやすい部分です。ボンネットやドアよりも直射日光を長時間浴びやすいため、条件によっては3年未満で色褪せや劣化が目立つこともあります。屋外駐車が多い場合や、炎天下の環境が続く地域では寿命が短くなる傾向があります。
使用するフィルムによっても差があります。3Mなどの高品質フィルムは耐候性に優れており、適切なメンテナンスを行えば5年程度持つこともあります。一方、安価なフィルムは2〜3年で劣化が進むケースもあります。初期費用を抑えた結果、貼り替え頻度が増えてしまう可能性もあるため注意が必要です。
また、洗車方法も寿命に影響します。強いブラシ洗車や高圧洗浄機を端部に近づけすぎると、剥がれや浮きの原因になります。手洗い洗車を中心に行い、フィルム専用のケア用品を使用することで、耐久年数を延ばしやすくなります。
ルーフのみのカーラッピングは永続的なものではありません。何年乗る予定なのか、再施工を前提にするのかを考えたうえで、フィルムの種類や施工方法を選ぶことが重要です。
カーラッピング ルーフ のみでよくある質問
ルーフのカーラッピングの費用はいくらですか?
ルーフのみのカーラッピング費用は、一般的に5万円〜15万円前後が目安です。軽自動車であれば比較的安く、大型ミニバンやハイエースのように面積が広い車種は高くなる傾向があります。使用するフィルムの種類や施工店によっても差が出るため、正確な金額は見積もりで確認することが重要です。
オートバックスでラッピングは可能ですか?
店舗によっては対応していますが、すべての店舗で施工できるわけではありません。外部業者に委託するケースもあり、価格や保証内容は店舗ごとに異なります。事前に問い合わせて施工実績や費用を確認することが大切です。
ラッピングと塗装どっちが安いですか?
初期費用だけで比較すると、ルーフのみであればラッピングのほうが安い場合が多いです。塗装は8万円〜18万円程度かかることが一般的で、工程が多いため費用が高くなります。ただし耐久年数は塗装のほうが長いため、長期的なコストも考慮して判断する必要があります。
DIYはいくらかかりますか?
DIYの場合、フィルム代はおおよそ1万5,000円〜4万円程度が目安です。高品質フィルムを選ぶとさらに高額になります。加えてヒートガンやスキージーなどの道具が必要です。失敗すると貼り直しで追加費用がかかる可能性があるため、総額では必ずしも安く済むとは限りません。
フルラッピングするといくらかかりますか?
車全体をフルラッピングする場合は、車種にもよりますが60万円〜150万円程度が目安です。ルーフのみと比べると費用は大きくなりますが、ボディカラーを完全に変更できるというメリットがあります。部分施工とフル施工では予算感が大きく異なるため、目的に応じて選ぶことが重要です。
まとめ
カーラッピングでルーフのみを施工する場合の費用相場は、おおよそ5万円〜15万円が目安です。軽自動車であれば比較的安く抑えられ、大型ミニバンやハイエースなど面積の広い車種は高くなる傾向があります。使用するフィルムの種類や施工店によっても価格は変動します。
塗装と比較すると、初期費用はラッピングのほうが安いケースが多いものの、耐久年数は塗装のほうが長い傾向にあります。短期間のイメージチェンジや将来的に元へ戻す可能性がある場合はラッピング、長期間同じカラーで乗り続けたい場合は塗装が向いています。
DIYで施工すれば材料費中心に抑えられますが、ルーフは面積が広く難易度が高いため、失敗による追加コストや仕上がりの差が生まれやすい点に注意が必要です。確実な仕上がりを求めるなら、施工実績のある専門業者に依頼するほうが安心です。
また、ルーフは紫外線の影響を受けやすいため、耐久年数は一般的に3〜5年程度が目安になります。使用環境やメンテナンス方法によって寿命は変わるため、長期的な貼り替えコストも考慮して判断することが大切です。
ルーフのみのカーラッピングは、比較的手軽に車の印象を大きく変えられるカスタム方法です。費用、耐久性、施工方法を総合的に比較し、自分の目的や予算に合った選択をすることが満足度を高めるポイントになります。
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